バリバリのパラレルワールドが繰り広げられています。嫌ぁぁぁーー!!!とおっしゃる方はお引き取り頂きますよう、お願い申し上げます。
※前回と設定が変わってしまった…!
何故かゆんが担任に(笑)でパク・ヨン○の役は劉禅が担当しました。
何故か孔明と月英もクラスメイトです。で姜維とか魏延とかもいるね、きっと!!
劉禅と孔明がクラスメイトって…突っ込みたいのに突っ込めないもどかしさ。
って事で、よく分からないまま前回の続き…みたいになってます。
辛く苦しい(?)卒業生を送る会もようやく終わり、クラスはまた平凡で穏やかな日常に戻る。
「終わったなぁ…」
校庭の隅っこの芝生の上で、関平が魂の抜けたようにぼーっとしながら呟く。思い返せば「冬のソ○タ」が決定してからと言うもの、怒濤の毎日だった。参考に、と孔明が持ってきた「冬のソ○タ」のDVD全10巻を見る羽目になるし、毎日星彩にはダメ出し喰らうし、月英は面白がって過激な演出を強要してくるし。
思い出せばげっそりする。けれど、全てが憂鬱だったわけでもなく、それはそれで意外と楽しい事だってあった。
劇中じゃ絶対泣けないくせに、ちょっと子龍センセーに一言言われたからって泣いちゃうかな〜、普通。
あ、勿論星彩の話だ。普段は意地っ張りで人一倍頑固で、何があっても笑わない泣かないあの星彩が泣いた。そう!彼女は貴重な涙を人前で流したのだ。そんなの関平じゃなくたってどきどきする。特に!星彩が好きだという噂のある劉禅なんて要注意だ。彼は毎日アツ〜い眼差しで星彩を見ている事は皆が知っている。今回の「冬のソ○タ」で、新たな星彩にますます心をときめかせているに違いない。何しろ星彩に見とれていて、セリフを忘れたくらいだ。
どうしてこうも、皆で星彩星彩と騒ぐのだろう。
…あ、自分もか。と、ふと己の感情を思い出してみる。
眼前の敵は今のところ劉禅と趙雲先生(敵…なのか?)だけのようだが、目に見えないライバルがまだまだ沢山出てきそうで、うんざりした関平は伸びをしながら後ろに倒れていった。
ふと視界に、風に揺れるスカートの裾が映った。直後に見えたのは、星彩の顔だった。
「何をしているの?」
「…星彩」
星彩はその場にしゃがむと、芝生に倒れたままの関平に顔を近付け、じっと彼の瞳を覗く。
真顔で(いつもだけど)見つめられたら、変に緊張してしまう。
「…せっ、星彩…」
「お疲れ様」
ほんのり表情を和らげて、ねぎらいの言葉を口にする。(笑ったか?!)そしてゆるりと関平の頭の傍に腰を下ろした。
即座に関平が起き上がる。
だって星彩の健康的なひざこぞうが目の前にあったし!!
純情純朴超天然系シャイボーイは見事に顔が真っ赤だぞ!
「う、うん」
うわずった声で返事をしてくる関平を見て、星彩がもう一度表情を崩した。
笑ってるよ!星彩が笑ってる!!ごめん!書いている張本人が言うのも何だけど、表情豊かな星彩が想像できないよおかーさーん!!うわーん!!
え〜、本題に戻しまして。
星彩は軽く首を傾けて、いつの間にか距離を置いている関平を再び見て。
「大変だった。…でも、結構良かったと思う」
「うん。頑張ったよな、お互い」
「そうね。月英さんや孔明さんには正直どうしようかと思ったけど…」
「…あはは」
刹那、星彩の瞳が殺意でも帯びたようにきらりと光ったのを関平は見てしまった。星彩の中では抹殺リスト(何)に組み込まれた事間違いナシだろう。
確かに、星彩に対しては「可愛く笑うのよ!」だの、「切なげに泣くのよ!」だの、素の星彩じゃ絶対やらない事を平気で言ってくるのだから、星彩が対応に困っていたのは関平にも分かっていた。関平だって「熱い抱擁」と書かれた台本を見なかった事にしようと思い、さりげなくその場面をすっ飛ばした所、孔明月英のダブルアタックを喰らう結果となったのだ。
思わず乾いた笑いが漏れる。星彩には同情するが、今のはちょっと怖い。
ここは一つ話題を変えた方がいい気がした。だからといって、口走った言葉が
「星彩も可愛かったし!やって良かった」
はどうなのよ、純情天然ボーイ?!
ほらほら、星彩の目が点になってる!!
(今の告白は何?)
って思ってるよ、絶対!
星彩はお願いだからもうちょっと関平の気持ちを大切にしてあげて〜!(哀)
で。
当のカンペーちゃんは、勢い余って口走った言葉に呆然としていると思われる。けれど言ってしまった言葉を取り消す事は出来ない。
その言葉は事実だし、星彩の泣き顔というもしかしたら一生かかっても見られないかもしれない貴重なものまで目にする事が出来たし、それがあまりにも可愛くて見惚れていたりもしたし。
ここはそんな大胆発言に便乗して、行動も大胆に行くことにした。
星彩に寄りかかる。
微かに驚きと戸惑いの窺える吐息が聞こえたけれど、気にしない。
そして、目を閉じた。
「少しだけ…、こうしていてもいいかな」
「…うん」
微笑む星彩は関平には見えないけれど、何となく感じた。彼女の体温が背中を通して伝わってくるから。
それは春の日差しに似た、柔らかな温かさ。
え?え?ほのぼのしちゃった?!おかしいな、こんな筈では…。
多分理由はコレです↓オススメしないけど、アタシの萌えの為に載せます。ええ、載っけますとも!!